2007年8月30日木曜日

世界陸上の舞台裏

この通りだとすると、ちょっと酷すぎだろう。
世界中から選手を呼んでおいて、いいのか、そんなんで?
しかし、ボランティアがうまく使えないというのは、いかにも日本的ではある。

8月25日から始まった「世界陸上選手権」ですが、その運営のむちゃくちゃさが段々と明らかになってきています。現場のボランティアの混乱状態は想像を絶しており、ついにIAAF(国際陸上競技連盟) からも苦情が来ているようです。原因はボランティアのシフトがめちゃくちゃになってしまっていること。ボランティアスタッフの掲示板の書き込みを読んでみ ると、どうやらシフトを管理するシステムのデータが消えた、あるいは不整合が起きている、などの問題が発生している模様。

さらに問題に拍車をかけているのが無償ボランティア以外に、むりやりボランティアさせられている大阪市職員や大会組織委員会(LOC:Local Organizing Committee)などの無責任さ。自分の担当以外は「我関せず」という役人根性を貫いており、各部署間での連携ができないという国際大会にあるまじき 醜態を演じている模様。

その結果、エリトリア選手団の選手ら5人がなぜか大会組織委員会の用意した部屋に泊まることができず、1階ラウンジの床に毛布を敷いて寝るという非常事態も起きています。しかしこれは単なる「不幸な事故」ではなく、「起こるべくして起きたのだ」ということが以下の舞台裏を見てもらえればわかります。

「世界陸上」の真の舞台裏、運営がむちゃくちゃで現場は大混乱 - GIGAZINE

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