2007年8月6日月曜日

友人をグループ分けできるSNS

Plaxo が Facebook に比べて勝っている点は、自分自身の「ペルソナ」を管理できる点です。たとえば Facebook だとコンタクトを職場、友人といったカテゴリだけで分類していますが、Plaxo なら「友人」をさらに分割して、大学時代の恥ずかしい写真をみせてもいいグループと、そうではない友人のグループといった風にべつべつに管理することが出来ます。
ウェブ上のアドレスブック Plaxo が SNS 事業に進出、その名も Pulse | Lifehacking.

現状のSNS(というか、mixi)に関して以前から不満だったのは、一つのプレーンですべての関係を管理させようとするところである。

人間というのは、生活する上でいろいろな立場を使い分けているものだと思う。たとえば、職場での人間関係における立場とか、親戚や家族としての立場とか、趣味の集まりでの立場など、いろいろあって、それぞれ違っているはず。そういった本来別々の平面上にのっているはずの関係を全部同じ平面にのせて繋いでしまおうとするから、「職場の上司にマイミク申請されたけど微妙」とか、「親からマイミク…」みたいな話が出てくることになる。

初期のSNSでは、そこまで深く考えてなかったとか、システムが複雑になるのでできなかったとか、そういった理由もあるかもしれないけれど、もはやそういう時期は過ぎていると思う。だから、上で引用したような細かいコントロールができるようにするのは当然。

ちなみに、VoxとかYahoo! 360°, Mutiply(これはきいたことがない)でも公開先のコントロールができるらしい。Yahoo!のは(営業的に)うまくいっていないので、Facebookを買収すべきという話もあるようだけれど。

ただ、TechCrunchでは、Pulseはバグだらけで使えないと酷評されている(笑)。

Plaxoの新ソーシャルネットワーク「Pulse」(先月ここでも紹介した)は相変わらずバグだらけ。Robert ScobleMatt Marshallによると来週月曜(米国時間8/6)にはサービス開始となるそうだから、それまでにはなんとか狂ってるところを直せるといいんだが。サイトはライブになっているが、今のところ全然使いものにならない感じだ。
Plaxo、新ソーシャルネットワーク「Pulse」で信頼回復なるか

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