PerfumeのニューアルバムGAMEが発売されたので、購入してheavy rotation中。
1枚目のアルバムを買ったときに、インディーズ時代の曲は全然知らなかったので、「ちょっと勘弁して」(いや、あまりに声が若すぎて…)という曲が半分ぐらいあった(笑)のと、今年に入ってからのシングルはいまいちピンと来ない感じだったので、若干不安はあったが、チョコレイト・ディスコとTwinkle Snow Powdery Snowが入っているのでとりあえず損はないだろう、という感じで買ってみたのだけれど、結果的には大正解。
さすがに中田さんはわかってらっしゃる。最近、TV番組のBGMやジングル的によくCapsuleの曲が使われていたりするし、時代にうまくシンクロしている状態なんだろうね。
しかし、驚いたのはAmazonのCDランキングで新旧アルバムがそれぞれ1,2位を占めていたこと。これは、たぶん、新しいアルバムを買って気に入った人が前のアルバムをぽちっているのだろうから、かなり受けが良いということじゃないかと思う。
ということで、調子に乗って感想など書いてみる。
- ポリリズム
やはり出世曲だし、まずは挨拶代わりといったところ。まあ、しかし、CMタイアップにポリリズムの曲を持ってくるというのはずいぶん大胆な話である。ショートバージョンがあるところからすると、CM企画はポリリズムなしで、あとで入れようと狙っていたのかもしれないが。 - Plastic Smile
ピコピコで元気一杯な新曲。Plastic smileと言われると、どうもBehind the Maskを思い出してしまう。 - GAME
中田氏の本領発揮。前の曲が肩慣らしで、ここからさあ行きますよ、という感じか。Perfumeでなくても良いような気もするけれど、声質的にはあっている。 - Baby Cruising Love
シングルで出たときにはちょっと肩透かし的な感じを受けたが、意外と良い曲かも。そのときはソフト路線にシフトしてしまうのかとちょっと心配したけれど、このアルバムを聴くと、そんなことはなくて良かった。 - チョコレイト・ディスコ
ほとんどずーっと裏で鳴っているシーケンスパターンが印象的なかわいい曲。これって去年のバレンタインのはずだから、もう1年以上前になるんだねえ。 - マカロニ
久しぶりの食べ物シリーズ。なんかこだわりがあるんだろうか? マカロニのCMになるはずだったとか?(笑) - セラミックガール
セラミックガール/say love me girlって、COLTEMONIKHAかい、と突っ込む曲。歌メロ部分の独特の感じが初期Capsule的な印象(というほど良く知らないのだけれど、イメージとして)。 - Take Me Take Me
M3, M8, M10あたりが今回の新機軸か。ミニマルっぽくて格好良い。 - シークレットシークレット
1回始まってすぐ終わってしまう仕掛けがあったり、リズムの取り方が印象的でシングル向けな感じの曲。「斜めから恋をする」というフレーズが面白い。この人たちには割とよくあるけれど、イントロと歌が入ってからの印象が結構違う。 - Butterfly
大人っぽくなりましたねえ、という感じかな。熱帯ジャングルという印象。 - Twinkle Snow Powdery Snow
この曲好きなんだけど、今の時期だと季節が合わないところが惜しい。 - Puppy Love
イントロは今までになかった感じで始まるが、歌が入るとPerfumeらしい曲。この前向きな曲調で最後を締めるところが、また聴いてみようという気にさせる要因なんじゃないかな。
最初聴いたときに、前半は曲ごとに凸凹している感じがちょっと気になったけれど、後半は落ち着いて統一感があって良い感じ。とはいえ、何回か聴いていると前半も馴染むんだけど(笑)。
最近振り付けもパントマイムっぽい要素が多かったり、いかに大人っぽく持っていこうかと努力中といったところか。